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193 バイト追加 、 2025年2月25日 (火)
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== ADAS(先進運転支援システム) ==
 
== ADAS(先進運転支援システム) ==
 
車両に搭載されたハードウェアの情報は、タッチスクリーンの「コントロール」>「ソフトウェア」>「追加車両情報」から確認できる。
 
車両に搭載されたハードウェアの情報は、タッチスクリーンの「コントロール」>「ソフトウェア」>「追加車両情報」から確認できる。
===Hardware 1 オートパイロット(AP) ===
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===Hardware 1===
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Hardware 1.0は、2014年9月から2016年10月の間に製造された車に搭載。MobilEyeのプラットフォーム、前方に1つのカメラと160mのレーダー、5mまで探知できる12の超音波センサー(USS)を装備。Hardware 2.0以降のハードウェアへのアップグレードは不可。
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====オートパイロット(AP)====
 
第1世代のオートパイロットには、以下の機能が含まれている。HW1では前方の単眼カメラのみが搭載されているため、同名の機能でも第2世代以降のオートパイロットの機能とは性能が異なるものとなっている。
 
第1世代のオートパイロットには、以下の機能が含まれている。HW1では前方の単眼カメラのみが搭載されているため、同名の機能でも第2世代以降のオートパイロットの機能とは性能が異なるものとなっている。
 
*トラフィックアウェア クルーズコントロール
 
*トラフィックアウェア クルーズコントロール
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*サモン
 
*サモン
 
:スマートフォン等からの操作で車を前進・後退させる。日本では法規制のため、操作するスマートフォンが車から6メートル以内である必要がある。
 
:スマートフォン等からの操作で車を前進・後退させる。日本では法規制のため、操作するスマートフォンが車から6メートル以内である必要がある。
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===Hardware 2.0以降===
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*Hardware 2.0/2.5
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:2016年10月以降に製造された車に搭載。Hardware 1と比較して処理能力が40倍となったNVIDIAのプラットフォーム、前方3眼カメラなど車外に合計で8つのカメラ、ミリ波レーダー、8mまで探知できる12の超音波センサーなどを搭載し、2017年末までには完全自動運転が可能になると発表された。Hardware 1以前との見分け方は、サイドマーカーやBピラーのカメラの有無で確認できる。
 +
*AI3(FSDコンピューター)
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:2019年4月に発表された。テスラが開発したプロセッサーを搭載し、Hardware 2.5と比較して10倍の処理性能。フルセルフドライビングの表示プレビューやオートウインカーなどにも必要。FSDを購入済であれば追加料金無しでFSDに対応するコンピューターにレトロフィット可能。2021年5月以降、地域やモデルによって徐々にミリ波レーダーや超音波センサー(USS)の搭載をしなくなり、日本では2022年6月以降に生産された車からレーダーを搭載しなくなった。レーダーを搭載している車両でも、必要なハードウェアを装備している車両では、ソフトウェアアップデートにより一部の機能はTesla Vision(カメラのみ)に切り替えがされている。
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*AI4
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:強化されたコンピューターと、解像度と画角の向上したカメラ、モデルにより4次元レーダーなどを搭載する。フロントカメラの解像度は、AI3の1280x960から2896x1876へと向上したため、数を1つ減らし2眼カメラとなった。リアカメラは1448x938に向上している。Cybertruck、Model Y (2025)ではフロントバンパーに1つカメラが追加されている。
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*AI5
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:開発中。Robotaxi等に搭載予定。
 
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Hardware 1.0は、2014年9月から2016年10月の間に製造された車に搭載。MobilEyeのプラットフォーム、前方に1つのカメラと160mのレーダー、5mまで探知できる12のソナーを装備。Hardware 2.0以降のハードウェアへのアップグレードは不可。
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センサーについての詳細などは、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tesla_Autopilot#Hardware Wikipedia]、[https://www.tesla.com/jp/autopilot 公式サイト] などを参照。
===Hardware 2.0以降===
   
====オートパイロット(AP)====
 
====オートパイロット(AP)====
 
現在新車として販売されているテスラ車には、オートパイロットが標準装備となっている。日本国内では一部機能が制限されており、使用中も常にハンドルを握っている必要がある。<br>
 
現在新車として販売されているテスラ車には、オートパイロットが標準装備となっている。日本国内では一部機能が制限されており、使用中も常にハンドルを握っている必要がある。<br>
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:ナビの目的地まで自動で右左折や車線変更などを行い、向かう。ドライバーは車の監視義務がある。AI3(FSDコンピューター)以降が必要。
 
:ナビの目的地まで自動で右左折や車線変更などを行い、向かう。ドライバーは車の監視義務がある。AI3(FSDコンピューター)以降が必要。
 
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現在新車として販売される全てのテスラ車は、納車後でもオンラインでオプションを購入し、機能を追加することができる。<br>
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現在新車として販売される全てのテスラ車は、納車後でもオンラインでオプションを購入し、機能を追加することができる。
====ハードウェア====
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*Hardware 2.0/2.5
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:2016年10月以降に製造された車に搭載。NVIDIAのプラットフォーム、前方3眼カメラなど車外に合計で8つのカメラなどを装備。Hardware 1以前との見分け方は、サイドマーカーやBピラーのカメラの有無で確認できる。FSDを購入済であれば追加料金無しでFSDに対応するコンピューターにレトロフィット可能。
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*AI3(FSDコンピューター)
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:テスラが開発したプロセッサーを搭載し、Hardware 2.5と比較して10倍の処理性能。フルセルフドライビングの表示プレビューやオートウインカーなどにも必要。
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*AI4
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:強化されたコンピューターと、解像度と画角の向上したカメラ、モデルにより4次元レーダーなどを搭載する。フロントカメラの解像度は、AI3の1280x960から2896x1876へと向上したため、数を1つ減らし2眼カメラとなった。リアカメラは1448x938に向上している。Cybertruck、Model Y (2025)ではフロントバンパーに1つカメラが追加されている。
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*AI5
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:開発中。Robotaxi等に搭載予定。
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*ミリ波レーダー、ソナー(USS)について
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:2021年5月以降、地域やモデルによって徐々にレーダーやソナーの搭載をしなくなり、日本では2022年6月以降に生産された車からレーダーを搭載しなくなった。レーダーを搭載している車両でも、必要なハードウェアを装備している車両では、ソフトウェアアップデートにより一部の機能はTesla Vision(カメラのみ)に切り替えがされている。
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センサーについての詳細などは、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tesla_Autopilot#Hardware Wikipedia]、[https://www.tesla.com/jp/autopilot 公式サイト] などを参照してください。
      
== 安全性と緊急時対応 ==
 
== 安全性と緊急時対応 ==
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