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| == オートパイロット == | | == オートパイロット == |
− | === オートパイロット(AP) === | + | ===機能=== |
| + | ====オートパイロット(AP)==== |
| 現在新車として販売されているテスラ車には、オートパイロットが標準装備となっている。<br> | | 現在新車として販売されているテスラ車には、オートパイロットが標準装備となっている。<br> |
| *トラフィックアウェア クルーズコントロール | | *トラフィックアウェア クルーズコントロール |
| :直線の道路などで、設定されている走行速度を維持する。同じ車線上の前方に車両が検出された場合、車間距離が保たれるように減速する。ドライバーは道路の進行方向に常に注意を払い、状況に応じて自らブレーキを踏む必要がある。 | | :直線の道路などで、設定されている走行速度を維持する。同じ車線上の前方に車両が検出された場合、車間距離が保たれるように減速する。ドライバーは道路の進行方向に常に注意を払い、状況に応じて自らブレーキを踏む必要がある。 |
| *オートステアリング | | *オートステアリング |
− | :自動車専用道路など高規格の道路で、同じ車線内でハンドル操作、加速、ブレーキを自動的に行う。ドライバーは車の監視義務があり、使用中も常にハンドルを握っている必要がある。 | + | :自動車専用道路など高規格の道路で、クルーズコントロールに加えてハンドル操作を自動的に行う。ドライバーは車の監視義務があり、使用中も常にハンドルを握っている必要がある。 |
− | === エンハンスド オートパイロット(EAP) === | + | ====エンハンスド オートパイロット(EAP)==== |
| エンハンスド オートパイロット(現在日本では購入不可)またはフル セルフドライビング ケイパビリティ オプションを購入することによって、オートパイロットの機能に加えて以下の機能を利用できるようになる。 | | エンハンスド オートパイロット(現在日本では購入不可)またはフル セルフドライビング ケイパビリティ オプションを購入することによって、オートパイロットの機能に加えて以下の機能を利用できるようになる。 |
| *オートレーンチェンジ | | *オートレーンチェンジ |
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| *サモン | | *サモン |
| :スマートフォン等からの操作で車を前進・後退させる。操作するスマートフォンが車から6メートル以内である必要がある。 | | :スマートフォン等からの操作で車を前進・後退させる。操作するスマートフォンが車から6メートル以内である必要がある。 |
− | <br>
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| また、OTA(ネットワーク経由)による無線ソフトウェア・アップデートにより、将来的に以下の機能が追加される予定。現時点で日本国内では法規制などのため使用不可。 | | また、OTA(ネットワーク経由)による無線ソフトウェア・アップデートにより、将来的に以下の機能が追加される予定。現時点で日本国内では法規制などのため使用不可。 |
| *ナビゲート・オン・オートパイロット | | *ナビゲート・オン・オートパイロット |
− | :NoA/NoAPなどと略される。設定した目的地に応じて高速道路のインターチェンジやジャンクションの通過、乗り降りなどのステアリング操作を行う。車線変更を提案し、速度の遅い車の後ろにとどまらないよう調整する。 | + | :NoA/NoAPなどと略される。オートステアリング中、設定した目的地に応じて高速道路のインターチェンジやジャンクションの通過、乗り降りなどのステアリング操作を行う。車線変更を提案し、速度の遅い車の後ろにとどまらないよう調整する。 |
| *スマートサモン | | *スマートサモン |
| :より複雑な環境や駐車スペースをナビゲートし、障害物を巧みに避けて駐車場内にいるドライバーの所まで迎えに来る。指定した場所に向かわせることも可能。公道では使用不可。 | | :より複雑な環境や駐車スペースをナビゲートし、障害物を巧みに避けて駐車場内にいるドライバーの所まで迎えに来る。指定した場所に向かわせることも可能。公道では使用不可。 |
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− | === フル セルフドライビング ケイパビリティ(FSD) === | + | ====フル セルフドライビング ケイパビリティ(FSD)==== |
| フル セルフドライビング ケイパビリティ オプションでは、オートパイロットおよびエンハンスド オートパイロットの機能に加えて、将来的に以下の機能が追加される予定。 | | フル セルフドライビング ケイパビリティ オプションでは、オートパイロットおよびエンハンスド オートパイロットの機能に加えて、将来的に以下の機能が追加される予定。 |
| *信号機 / 一時停止標識コントロール | | *信号機 / 一時停止標識コントロール |
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| FSDオプションを購入しなくても、現在新車として販売される全てのテスラ車は、FSDに必要なハードウェア(HW3.0)が装備されている。そのため、納車後でもオンラインでオプションを購入することができますが、定期的に価格が上昇しており、将来的には更なる値上げが示唆されている。<br> | | FSDオプションを購入しなくても、現在新車として販売される全てのテスラ車は、FSDに必要なハードウェア(HW3.0)が装備されている。そのため、納車後でもオンラインでオプションを購入することができますが、定期的に価格が上昇しており、将来的には更なる値上げが示唆されている。<br> |
| 予め付けておくか、とりあえず保留にしておくか、懐事情と相談して検討しましょう。<br> | | 予め付けておくか、とりあえず保留にしておくか、懐事情と相談して検討しましょう。<br> |
− | センサーについての詳細などは、[https://www.tesla.com/jp/autopilot 公式サイト] を参照してください。<br>
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− | === 機能・用語 === | + | ===ハードウェア=== |
| + | *第1世代(HW1.0) |
| + | :2014年9月から2016年10月の間に製造された車に搭載。MobilEyeのプラットフォーム、前方に1つのカメラと160mのレーダー、5mまで探知できる12のソナーを装備。ハードウェアのアップグレードは不可。 |
| + | *第2世代(HW2.0 / HW2.5) |
| + | :2016年10月以降に製造された車に搭載。NVIDIAのプラットフォーム、8つのカメラと8mまで探知できる12のソナーなどを装備。HW1.0との見分け方は、サイドマーカーやBピラーのカメラの有無で確認できる。 |
| + | *FSDコンピューター / HW3.0 |
| + | :テスラが開発したプロセッサーを搭載し、HW2.5と比較して10倍の処理性能を誇る。HW2.0/2.5を装備した車両はFSDを購入済であれば、将来的に追加料金無しでアップグレード可能。[https://teskas.net/tesla-hw3/ カプラーオンで交換できる] |
| + | <br> |
| + | センサーについての詳細などは、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tesla_Autopilot#Hardware Wikipedia]、[https://www.tesla.com/jp/autopilot 公式サイト] などを参照してください。<br> |
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| + | ===機能・用語=== |
| <!--初心者でも解かり易く、端的な記載が好ましいです--> | | <!--初心者でも解かり易く、端的な記載が好ましいです--> |
| <!--用語→機能解説になりつつあるので、テスラの機能一覧という項目を別項作成し、そこにリンクした方が見やすいかも?--> | | <!--用語→機能解説になりつつあるので、テスラの機能一覧という項目を別項作成し、そこにリンクした方が見やすいかも?--> |
| *FW = ファームウェアの略、現在のメジャーバージョンは2021.4.11などで表記されている。 | | *FW = ファームウェアの略、現在のメジャーバージョンは2021.4.11などで表記されている。 |
− | *HW = ハードウェア。HW1.0、HW2.0、HW2.5、HW3.0というように、オートパイロットのハードウェアの世代を表す際に使われる。AP〇と表記されることも多い。
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− | *FSDコンピューター/HW3.0 = 完全自動運転対応機能に必要なハードウェア。現行のテスラ車に標準装備。HW3.0はHW2.5と比較して10倍の処理性能を誇る。HW2.0/2.5を装備した車両は完全自動運転対応機能が購入済であれば、将来的に追加料金無しでアップグレード可能。[https://teskas.net/tesla-hw3/ 実はカプラーオンで交換できる]
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| *MCU = メディア・コントロール・ユニット、メインスクリーンでコンテンツを処理するハードウェア。 | | *MCU = メディア・コントロール・ユニット、メインスクリーンでコンテンツを処理するハードウェア。 |
| ==== バグ ==== | | ==== バグ ==== |