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568 バイト追加 、 2021年12月31日 (金) 06:15
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電気自動車の航続距離を表す基準はJC08、NEDC、WLTP、EPAなどがありますが、EPA基準は実際に走行できる距離に非常に近いです。異なる基準をまたいで航続距離の比較を行なっているメディアなどもありますので、注意が必要です。また、日本のWLTCと欧州のWLTCの値では基準が大きく異なり、比較ができません。テスラが公表しているWLTP基準の航続距離は欧州の基準となっているため、国産車等との航続距離を比較するためには、EPA基準等で比較する必要があります。
 
電気自動車の航続距離を表す基準はJC08、NEDC、WLTP、EPAなどがありますが、EPA基準は実際に走行できる距離に非常に近いです。異なる基準をまたいで航続距離の比較を行なっているメディアなどもありますので、注意が必要です。また、日本のWLTCと欧州のWLTCの値では基準が大きく異なり、比較ができません。テスラが公表しているWLTP基準の航続距離は欧州の基準となっているため、国産車等との航続距離を比較するためには、EPA基準等で比較する必要があります。
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'''バッテリーはすぐに劣化し航続距離は大幅に短くなる'''
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'''バッテリーがすぐに劣化し航続距離が大幅に短くなる'''
 
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たしかにバッテリーは劣化しますが、運用に支障が出るほどの急激な劣化はしません。車両は通常約13万から20万マイル(約209,214kmから321,868km)の走行後に廃棄されますが、テスラの車両データによると、この走行距離を達成したテスラ車両でバッテリーの劣化が見られたのは10%以下でした。また、バッテリーは8年間または一定距離を走行するまでに(モデルによって保証される走行距離は異なります)バッテリー容量が70%を下回る場合、テスラの保証が適用となります。特に新車から1年目あたりは一番劣化幅が大きいですが、大体10万kmで10%程度の劣化だと思っておけば大丈夫です。その後は更に劣化のペースが緩やかになります。
 
たしかにバッテリーは劣化しますが、運用に支障が出るほどの急激な劣化はしません。車両は通常約13万から20万マイル(約209,214kmから321,868km)の走行後に廃棄されますが、テスラの車両データによると、この走行距離を達成したテスラ車両でバッテリーの劣化が見られたのは10%以下でした。また、バッテリーは8年間または一定距離を走行するまでに(モデルによって保証される走行距離は異なります)バッテリー容量が70%を下回る場合、テスラの保証が適用となります。特に新車から1年目あたりは一番劣化幅が大きいですが、大体10万kmで10%程度の劣化だと思っておけば大丈夫です。その後は更に劣化のペースが緩やかになります。
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2012年から2019年の間に起こったテスラ車両の火災は、走行距離1億7,500万マイル(281,635,200km)あたり約1件です。一方、全米防火協会(NFPA)と米国運輸省のデータによると、米国で起こった内燃機関車の火災は、走行1,900万マイル(30,577,536km)あたり1件です。<br>
 
2012年から2019年の間に起こったテスラ車両の火災は、走行距離1億7,500万マイル(281,635,200km)あたり約1件です。一方、全米防火協会(NFPA)と米国運輸省のデータによると、米国で起こった内燃機関車の火災は、走行1,900万マイル(30,577,536km)あたり1件です。<br>
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'''電気自動車は大雪の立ち往生で危険'''
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2000ccクラスの乗用車がタンクに30リットルのガソリンが残っていたとして、約24時間でガス欠するのに対し、電気自動車で仮にエアコンの消費電力が800W、バッテリー残量が20kWhの場合、25時間後に電欠となります。また、電気自動車は化石燃料車と違い、一酸化炭素中毒のリスクがなく、消費電力が大幅に少ないシートヒーターやステアリングヒーターを活用することもできます。<br>
    
'''テスラはサスペンションアームにプラスチック製を使っている'''
 
'''テスラはサスペンションアームにプラスチック製を使っている'''
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'''火力発電の電力で走行するため電気自動車は気候変動対策に効果的でない'''
 
'''火力発電の電力で走行するため電気自動車は気候変動対策に効果的でない'''
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火力発電75%の電力で、発電所でのCO2排出量や送電ロスを計算しても、内燃機関車やハイブリッド車より電気自動車の方が排出量が少ないです。また、ほとんどの内燃機関車(乗用車)の燃料使用量は、企業の正式発表よりも40%多く、石油の採掘や輸送、精製プロセスの中で発生する二酸化炭素が通常無視されています。さらに、現在は環境省から補助金を受けるには家庭/事務所等の電力を再生可能エネルギー100%のプランへ変更する必要があります。燃料電池車については二次電池式電気自動車よりも効率が悪く、特に現在の水素は天然ガスから作られているため、ガソリン車とあまり変わりません。
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火力発電75%の電力で、発電所でのCO2排出量や送電ロスを計算しても、内燃機関車やハイブリッド車より電気自動車の方が排出量が少ないです。また、ほとんどの内燃機関車(乗用車)の燃料使用量は、企業の正式発表よりも40%多く、石油の採掘や輸送、精製プロセスの中で発生する二酸化炭素が通常無視されています。さらに、家庭/事務所等の電力を再生可能エネルギー100%のプランへ変更することでCO2排出をゼロにすることも可能です。燃料電池車については二次電池式電気自動車よりも数倍効率が悪く、特に現在の水素は天然ガスから作られているため、ガソリン車とあまり変わりません。
    
=== オートパイロットについて ===
 
=== オートパイロットについて ===
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= テスラオーナー向けTips =
 
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テスラオーナー向け、車両についての情報各種を取り揃えています。
 
テスラオーナー向け、車両についての情報各種を取り揃えています。
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