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[[ファイル:0x0-ModelS 05.jpg|サムネイル|提供元:Tesla, Inc. ]]
 
[[ファイル:0x0-ModelS 05.jpg|サムネイル|提供元:Tesla, Inc. ]]
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テスラモデルSは,テスラ社が生産する電気自動車のスポーツ5ドアハッチバック型セダン。2012年6月22日にアメリカ合衆国で発売された。 2013年初旬に生産開始、2014年9月に初めて納車された。<br>
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日本での予約開始は2011年5月11日(水)、Signatureシリーズとスタンダードモデルを用意。<br>
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発売当初からカリフォルニア州フリーモントにあるテスラ・ファクトリー(旧NUMMI)にて生産が行われている。<br>
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2016年5月20日、フェイスリフトのアップデートを発表。同時にサモンもリリースされた。<br>
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ノーズコーンと言われる前期型のブラックグリルを取り払い、ヘッドライトもLEDのリボンライトによるデイライトを採用。<br>
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グリルレスとなったEVらしいスタイリングとなり、よりシャープさが増した。<br>
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2021年1月28日、アップデートにより新しいスタイリングとなったモデルSはCd値0.208という空力性能を獲得。<br>
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フェンダー幅の拡大で全幅が+50mmワイドになり、それに合わせてフェンダーカメラ等の張り出しも増した。<br>
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内装も大幅に刷新され、縦型から横型の大画面ディスプレイへ変更、後席ディスプレイを搭載など、モデルS史上で初の大幅に改良が加えられたモデルとなった。<br>
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== モデルS最新情報 ==
 
== モデルS最新情報 ==
 
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'''※現在、モデルSはアップデートにより納車時期が2022年以降となっております。詳しくは公式[https://www.tesla.com/ja_jp/models/design#battery オーダーページ]よりご確認ください。
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'''※現在、モデルSはアップデートにより納車時期が2022年末以降となっております。詳しくは公式[https://www.tesla.com/ja_jp/models/design#battery オーダーページ]よりご確認ください。
 
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''' 2021/06/11 NEW!!'''
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モデルS Plaidのデリバリーイベントが実施され、25台が本国で納車されました。<br>
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'''2021/03/30 NEW!!'''
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Tesla公式にて[https://www.tesla.com/jp/support/infotainment?redirect=no インフォテイメントのアップグレードがリリース]されています。 ※2018年3月以前製造のモデルS、及びモデルXが対象です。
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''' 2021/06/07 '''
 
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モデルS Plaid+ の発売が中止になったと、イーロン・マスクがTwitterにて発言しました。それによりPlaidは1万ドル(日本では100万円)値上がりしています。<br>
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'''2021/05/28 '''
 
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AP2.0または2.5を搭載した車両では¥232,000(取付費用を含む)
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モデルS Plaid+ の国内注文受付が停止となりました。アメリカでもPlaid+の注文は既に中止されており、再開時期などについては未定となります。<br>
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その他の全車両(AP1)では¥170,000(取付費用を含む)
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'''2021/05/20'''
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MCU1のTegra GPUからMCU2のIntel ATOMコンピュータへとアップグレードされます。変更による詳細は公式を参照。
   
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モデルS Plaidのデリバリーイベントがアメリカ本国で6/3に決定しました。これによりPlaidモデルのファーストろっトが遂にユーザーの手元へ渡ることとなります。<br>
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'''2021/04/28 '''
 
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'''納車時期が2022年表記→2022年末表記へと変更になりました。予定より日本への納車は遅れる可能性がありそうです。'''
 
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'''2021/03/11 '''
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先日のファームウェアアップデート(2021.4.16)、及びナビデータのアップデート(JP-2021.24-13029)によりナビゲーション中のレーンガイドビジュアライゼーションが追加されました!<br>
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ステアリング側のメーターパネルに詳細な案内が表示されます。この更新の反映はMCU2以降のテスラで確認済です。<br>
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このナビの案内はケンウッド製ナビそっくりなことから、インクリメントP社製である可能性が高いと思われます。<br>
 
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テスラは突如モデルS Plaid+に対して$10,000の値上げを実施しました、これにより国内販売価格も100万円値上がりしました。<br>
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モデルS Plaid + 価格 ¥16,999,000 → ¥ ¥17,999,000
   
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== 概要 ==
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テスラモデルSは,テスラ社が生産する電気自動車のスポーツ5ドアハッチバック型セダンで、2012年6月22日にアメリカ合衆国で発売された。
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日本での予約開始は2011年5月11日(水)、Signatureシリーズとスタンダードモデルを用意。<br>
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2013年初旬に生産開始、順次納車された。<br>
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発売当初からカリフォルニア州フリーモントにあるテスラ・ファクトリー(旧NUMMI)にて生産が行われている。<br>
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2016年5月20日、フェイスリフトのアップデートを発表。同時にサモンもリリースされた。<br>
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ノーズコーンと言われる前期型のブラックグリルを取り払い、ヘッドライトもLEDのリボンライトによるデイライトを採用。<br>
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グリルレスとなったEVらしいスタイリングとなり、よりシャープさが増した。<br>
   
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当時は右ハンドルよりも先に左ハンドル仕様の生産・販売もする予定だったが、右ハンドルのみが出荷されることとなった。<br>
 
当時は右ハンドルよりも先に左ハンドル仕様の生産・販売もする予定だったが、右ハンドルのみが出荷されることとなった。<br>
 
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2012年6月、テスラ モデルSがアメリカで納車を開始した。
 
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2013年、モデルSは電気自動車として初めて各国の月間新車販売ランキングでトップになり、ノルウェーでは2013年9月と12月の2度にわたってトップになり、2015年12月にはデンマークでもトップを獲得した。<br>
 
2013年、モデルSは電気自動車として初めて各国の月間新車販売ランキングでトップになり、ノルウェーでは2013年9月と12月の2度にわたってトップになり、2015年12月にはデンマークでもトップを獲得した。<br>
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モデルSの世界販売台数は、2018年9月に25万台を突破(テスラはモデルSとモデルXの販売台数を合算しているため、正確な数字は不明)<br>
 
モデルSの世界販売台数は、2018年9月に25万台を突破(テスラはモデルSとモデルXの販売台数を合算しているため、正確な数字は不明)<br>
 
米国は販売台数で主要な割合を占めるメインマーケットであり、2019年12月までに約15万8,000台が納車された。<br>
 
米国は販売台数で主要な割合を占めるメインマーケットであり、2019年12月までに約15万8,000台が納車された。<br>
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2014年9月8日 テスラ モデルSが日本国内で初めて納車された。その際にイーロンマスクが来日し、デリバリーセレモニーを実施している。 [https://www.youtube.com/watch?v=Nw7RkZ6oJQM Tesla Japan - Key Delivery Ceremony(Youtube)] <br>
 
2014年9月8日 テスラ モデルSが日本国内で初めて納車された。その際にイーロンマスクが来日し、デリバリーセレモニーを実施している。 [https://www.youtube.com/watch?v=Nw7RkZ6oJQM Tesla Japan - Key Delivery Ceremony(Youtube)] <br>
 
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このセレモニーは六本木ヒルズの52階で、イーロンマスク氏から9人のオーナーに対して納車が行われるというイベントだった。
 
[https://www.tesla.com/jp/blog/tesla-model-s-nousha Tesla Model S、日本で納車、始まりました](テスラ公式ブログ)<br>
 
[https://www.tesla.com/jp/blog/tesla-model-s-nousha Tesla Model S、日本で納車、始まりました](テスラ公式ブログ)<br>
 
同日に日本で1箇所目となる六本木スーパーチャージャー、2箇所目となるお台場スーパーチャージャー、3箇所目となる横浜スーパーチャージャーがオープンしている。<br>
 
同日に日本で1箇所目となる六本木スーパーチャージャー、2箇所目となるお台場スーパーチャージャー、3箇所目となる横浜スーパーチャージャーがオープンしている。<br>
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テスラは、新しいモデルSのラインナップからパフォーマンスとルーディクラスの名前を外し、新しいプラッドとプラッド+の名を採用している。<br><br>
 
テスラは、新しいモデルSのラインナップからパフォーマンスとルーディクラスの名前を外し、新しいプラッドとプラッド+の名を採用している。<br><br>
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余談だが、テスラはPlaid モデル SのCd値 0.208を『地球上で最も低い空気抵抗を誇る車』と冠しているものの、ライバルであるメルセデス EQS エレクトリックセダンが4月2日に発表され、EQSの空気抵抗はCd値 0.2を誇るため、Plaidは発表から3ヶ月でデリバリーを待たずして地球上最も低いと謳う自身の地位を明け渡すこととなった。<br>
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余談だが、テスラはPlaid モデル SのCd値 0.208を『地球上で最も低い空気抵抗を誇る車』と冠しているものの、ライバルであるメルセデス EQS エレクトリックセダンが4月2日に発表され、EQSの空気抵抗はCd値 0.2を誇るため、Plaidは発表から3ヶ月でデリバリーを待たずして地球上最も低いと謳う自身の地位を明け渡すこととなった。<br><br>
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2021年6月7日 Model S Plaid+の発売中止がイーロン・マスクのツイッターによって発表された。これによりモデルSは LongRangeとPlaidの2種類のみとなる。また、Plaidの値段が1万ドル値上がりした。<br>
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2021年6月11日、カリフォルニア州フリーモント工場の近くにあるテスラのテストコース内で新型モデルS Plaid(プラッド)のデリバリーイベントを開催。最初の25台がオーナーの手へ渡った。<br>
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システムトータル出力は1020馬力、モーターはカーボンスリーブローターを採用し、高速域まで最高出力を維持できる性能で、0-100km/hまで1.99秒、0-160km/hまで4秒、0-400mまで9.23秒で加速する性能を備えた。<br>
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シフトレバーを操作する必要がないAGS(オートギアセレクト)機構のベータ版が搭載。ヨーク型ステアリング。ノイズ低減のためのANC(アクティブノイズキャンセル)、PS5と同等性能を備えたMCU4。<br>
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旗艦モデルに相応しいテスラの最新テクノロジーが数多く取り込まれている.<br>
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この時デリバリーされたモデルSには格子をモチーフにしたPLAIDの特別なエンブレムが採用された。<br>
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<!--作成者:Amaririlyllis 情報の欠落や記載しておきたいことはまだありますので順次加筆修正予定-->
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== ソフトウェアアップデート履歴 ==
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<!--作成者:Amaririlyllis 情報の欠落や記載しておきたいことはまだありますので順次加筆修正予定-->
    
== 価格・仕様変更履歴 ==
 
== 価格・仕様変更履歴 ==
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| 2021/3/11~ || 10,699,000円 || ー || 14,999,000円 || 17,999,000円  
 
| 2021/3/11~ || 10,699,000円 || ー || 14,999,000円 || 17,999,000円  
 +
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| 2021/6/11~ || 10,699,000円 || ー || 15,999,000円 || ー
 
|}
 
|}
 
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== 以前の情報 ==
 
== 以前の情報 ==
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'''2021/03/30 '''
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Tesla公式にて[https://www.tesla.com/jp/support/infotainment?redirect=no インフォテイメントのアップグレードがリリース]されています。 ※2018年3月以前製造のモデルS、及びモデルXが対象です。
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AP2.0または2.5を搭載した車両では¥232,000(取付費用を含む)
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その他の全車両(AP1)では¥170,000(取付費用を含む)
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MCU1のTegra GPUからMCU2のIntel ATOMコンピュータへとアップグレードされます。変更による詳細は公式を参照。
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'''2021/03/11 '''
 
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テスラは突如モデルS Plaid+に対して$10,000の値上げを実施しました、これにより国内販売価格も100万円値上がりしました。<br>
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モデルS Plaid + 価格 ¥16,999,000 → ¥ ¥17,999,000
 
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== 安全性 ==
 
== 安全性 ==
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モデルSは様々なテストにおいて、高い安全性が評価されている。
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*[https://www.tesla.com/jp/blog/tesla-model-s-achieves-best-safety-rating-any-car-ever-tested?redirect=no テスラ Model S 過去に試験されたすべての自動車の中で最高の安全性評価を獲得] - テスラ公式
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*[https://www.tesla.com/jp/blog/model-s-achieves-euro-ncap-5star-safety-rating?redirect=no Model S Achieves Euro NCAP 5-Star Safety Rating] - テスラ公式
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その他のテストなどの動画や詳細は、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tesla_Model_S#Safety Wikipedia] などを参照。
    
== 仕様一覧 ==<!--作成者:Amaririlyllis 一部誤りがあるかも知れません、グレード一覧になります。0-60mph→0-96kphとして編集しております-->
 
== 仕様一覧 ==<!--作成者:Amaririlyllis 一部誤りがあるかも知れません、グレード一覧になります。0-60mph→0-96kphとして編集しております-->
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| 1,961kg - 2,250kg
 
| 1,961kg - 2,250kg
 
|}
 
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=== 車体塗装色 ===
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[[ファイル:BodyColor.png|サムネイル|左|ブラック/シルバー/ブルー +¥188,000 <br> レッド +¥314,000]]
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== オーナーズマニュアル ==
 
== オーナーズマニュアル ==
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*[https://www.tesla.com/ownersmanual/2012_2020_models/ja_jp/ Model S 2012-2020 Owner’s Manual - 公式]
テスラ モデルS [https://www.tesla.com/sites/default/files/model_s_owners_manual_asia_jp.pdf オーナーズマニュアル(公式)]
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*[https://www.tesla.com/ownersmanual/models/ja_us/ Model S 2021+ Owner’s Manual (North America) - 公式]
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*[https://www.tesla.com/jp/support カスタマーサポートおよび製品サポート - 公式]
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