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| オートパイロットのコンピューターとは別物で、MCUの性能はオートパイロットの性能には影響しない。MCUの再起動中もオートパイロットを含む走行機能は利用可能。<br> | | オートパイロットのコンピューターとは別物で、MCUの性能はオートパイロットの性能には影響しない。MCUの再起動中もオートパイロットを含む走行機能は利用可能。<br> |
| 車両に搭載されたMCUの情報は、タッチスクリーンの「コントロール」>「ソフトウェア」>「追加車両情報」から確認できる。 | | 車両に搭載されたMCUの情報は、タッチスクリーンの「コントロール」>「ソフトウェア」>「追加車両情報」から確認できる。 |
− | ====NVIDIA Tegra 3 (MCU 1)==== | + | ====NVIDIA Tegra 3 (MCU1)==== |
| 2018年3月以前に製造されたモデルS/Xに搭載。<br> | | 2018年3月以前に製造されたモデルS/Xに搭載。<br> |
| クアッドコアのTegra 3と、メータークラスターには描画エンジンとしてデュアルコアのTegra 2が採用され、計2つのTegraを搭載している。<br> | | クアッドコアのTegra 3と、メータークラスターには描画エンジンとしてデュアルコアのTegra 2が採用され、計2つのTegraを搭載している。<br> |
− | MCU 2へアップグレード可能。詳細は[https://www.tesla.com/jp/support/infotainment こちらを参照]
| + | レトロフィットにより、MCU2へアップグレード可能。詳細は[https://www.tesla.com/jp/support/infotainment こちらを参照] |
− | ====Intel Atom E8000 (MCU 2)==== | + | ====Intel Atom E8000 (MCU2)==== |
− | 応答性が改善し、テスラシアターやアーケードゲーム、Chromiumブラウザなどが利用可能となる。
| + | 64GB eMMCを備え応答性が改善、テスラシアターやアーケードゲーム、Chromiumブラウザなどが利用可能となる。 |
− | ====AMD Ryzen (MCU 3)==== | + | ====AMD Ryzen (MCU3)==== |
| 2021年6月1日にオンラインで開催されたAMDのイベントで、モデルS/XにAMDのCPU(AMD Ryzen Embedded APU)とGPU(RDNA 2アーキテクチャ)が採用されたことが発表された。その後他のモデルでも採用され、日本では2022年以降に納車された車両に搭載している。<br> | | 2021年6月1日にオンラインで開催されたAMDのイベントで、モデルS/XにAMDのCPU(AMD Ryzen Embedded APU)とGPU(RDNA 2アーキテクチャ)が採用されたことが発表された。その後他のモデルでも採用され、日本では2022年以降に納車された車両に搭載している。<br> |
− | 最大10TFLOPSの処理能力となり、より高速で向上した応答性などを持つ。MCU 2よりも消費電力が多くなり、航続距離が3.5%減少した。MCU 1/2からのアップグレードは不可。
| + | 最大10TFLOPSの処理能力となり、より高速で向上した応答性などを持つ。MCU2よりも消費電力が多くなり、航続距離が3.5%減少した。MCU 1/2からのアップグレードは不可。 |
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| ==その他の用語や略語など== | | ==その他の用語や略語など== |